スポーツの才能ってなに?
どこで売ってるんですか?
どうやったら買えるんですか?
才能、売ってる場所を概要欄にリンク貼っときまーす。
ってコレはもう「世にも奇妙な物語り」ですね。
タララララッタ タラララー
現実には才能は、お店には売ってません。
「あの子は、小さい頃から才能があって、たいした努力もしないで、どんどん上手くなって、プロになったんだよ。」
「才能だけあれば、飯食って行けるじゃん。」
「ひと握りの人間は神様に与えらた、特殊能力を持つ。」
夢見たいなことを、語っていらっしゃる方も、よく存じております。
しかし才能なんて言葉は、ここにはありません。
概要欄にも貼れません。
スポーツにおける才能とは、唯一サイズかな。
バスケットボールやバレーボールなど、高さを要する競技では、高身長の方が、必ずではありませんが有利ですね。
お相撲さんも身体が大きいほど、有利なのは言うまでもありません。
しかしその事以外は、なんちゃありません。
変な表現になってしまいましたが、本当に才能なんて言葉、、ないんです。
素晴らしい経歴をもつ選手などは、なぜ才能があると思われているのでしょうか。
答えは、その競技を頭で、または感覚で理解しているのです。
例えばコーチの指導をいち早く理解でき、行動に移すことができれば、上達は速くなります。
指導者も子どもに伝えるときは、より噛み砕いて、分かりやすく説明してほしいです。
この時に、罵声のように大きな声で指導すると、逃避脳が働き、説明が選手に伝わらない場合が多くあります。
そして才能があると言われてる子どもの中には、運動の原点を感覚で理解している選手もいます。
どういう事かと言いますと。
「走る」作業とは何回も、自分の足で地面を触わって、力を加えていきます。
その力を加えるときに、十人十色、加え方は人それぞれ。
運動とは、エネルギーを加えて、その物質が@何かを動かしたり、飛んでいったり、移動させたりすること。
目的がなんなのか、遠くに飛ばしたいのか、速く進めたいのか。
その目的に対して、最も有効的な手段をその@何かに加えられるか、どうかが運動能力の差なんです。
非常に正しく行うのは、試合で必要な作業なんです。
練習は必要な作業ができるように訓練する事です。
走ることを例にあげます。
同じ練習メニューを渡された時、フォームを気にする人がいる。
次にフォームじゃなくて、どんな力の入れ方をしたら、いいのかなー。
って考えてる人がいます。
さらに一段上にいる人は、このメニューで本当に正しいのか、もっと効果的なやり方が、あるのではないか。
と、まぁ。
こういう考えを持った人間が、スポーツにおける才能があると言われています。
サッカーや、野球でも戦術を理解して、指導にプラスして自分の考えたことを信じて、身体に染み込ませて、何度も何度も繰り返し行っているのです。
今回のお話で、子どもが指導者の言うことを理解して、自分で行動することができたらと言いました。
やっぱりある程度コーチと、コミュニケーションがとれる年齢になってから、スポーツを始めさせることをお勧めいたします。
始めたのが早いからどう、とかあまり気になさらず、行動を理解させながら、でも準備と情報は怠らず、子どもと向き合って、子どもに合う競技を、見つけて頂けたら幸いです。